寄付の封筒に記載すべき適切な表書きとは?

画像: 寄付に適した表書きについて

寄付を検討している方の中には、封筒に金銭を入れて贈ることを考えている方も少なくないと思います。
ただ、寄付の封筒に記載する適切な表書きがわからず、困っている方も多いのではないでしょうか?

表書きとは、寄付の封筒に書く文字のこと。
封筒の中身が何なのか、またどんな目的で寄付を贈るのか表すものです。
わかりやすく言うと、寄付の封筒に付けるタイトルのような役割を持っています。

基本的に、表書きの文字の色は、寄付の種類によって使い分けるのが好ましいとされています。
一般的な寄付では、「濃く鮮やかな黒色」。
義援金などの寄付では、「薄く暗い黒色」を用いて表書きを記載するようにしましょう。

では、寄付に適した表書きは何なのかというと、「御寄付」or「金一封」です。
仮に、物を寄付するのであれば、「御寄贈」という表書きを使用してください。

今回は、寄付に適した表書きについて、その意味や役割を踏まえ解説。
表書きの意味をわかりやすく紹介することに加え、知っておくべきマナーについてもお伝えします。

正しい表書きを記載するかどうかで、支援先の方に与える印象というのは変わるもの。
支援先の方に心地よく寄付を受け取ってもらうためにも、適切な表書きについて知っておきましょう!

タイトルのような役割を持っている!

画像: 役割について

表書きとは、慶事・弔事(※)などで渡す封筒に記載する文字のこと。
(※ 慶事とは結婚式といったお祝いごとのこと・弔事とは葬儀といったお悔やみごとのこと)
封筒の中身を始め、どんな目的で寄付を行うのか表すものです。
簡単に言えば、封筒の「タイトル」のような役割を持っています。

画像: 表書きの位置について

元々、日本ではお金や物を贈る際、目録を付けることが一般的でした。
ただ、次第にこの慣習が簡略化され、封筒に直接書くようになったものが表書きです。

そんな表書きは、寄付の種類で文字の色を使い分ける必要があります。
一般的な寄付の場合は、「濃く鮮やかな黒色」。
これは、お祝いの気持ちを表現するためで、結婚式といった慶事で渡す封筒の表書きにも使用します。

反対に、義援金などの寄付を行う場合は「薄く暗い黒色」を使います。
悲しい出来事に対し、涙で色が薄くなったことを表現するため、こういった色を使うのです。

封筒に記載すべきなのは?

画像: 封筒に記載すべきなのは?

基本的に、寄付に適切な表書きは「御寄付」or「金一封」です。

寄付の表書きとして、頻繁に誤って使われるのが「寸志」という言葉。
寸志とは、謙譲語に該当する言葉で、「心ばかりのものですが…」と卑下した気持ちで渡す金品のことです。

例えば、新入社員のみで行われる忘年会の費用を部長が少し負担するとします。
この場合、もし封筒に入れてお金を渡すのであれば、寸志という表書きを使用するのは問題ありません。

しかし、寄付の表書きとしては不適切です。
これは、謙譲語に当たる寸志に「本来なら立場が上だが、下の目線に立って寄付を贈る」という意味が含まれてしまうため。
寄付を受け取る方によっては不愉快な思いをしてしまうかもしれないので、寸志ではなく御寄付 or 金一封という表書きを使用するようにしましょう。

ただ、全ての寄付に対して、御寄付・金一封という表書きが適している訳ではありません。
義援金を寄付する際は、かえって失礼に当たるので注意してください。

では、義援金の寄付に適した表書きは何かと言うと、「御見舞」です。
場合によっては、「震災見舞」or「災害見舞」といった表書きを使用しても良いでしょう。

ちなみに、お寺や神社に寄付する場合は、表書きに「御寄進」・「奉納」と記載するのが一般的です。
仮に、日頃の感謝のしるしとして寄付するのであれば、「御礼」という表書きも使えます。