まず、寄付先の選び方として挙げられるのは、「団体が信頼できるかどうか」というもの。
これは、あまり考えずに寄付先を選んでしまうと、募金詐欺(※)の被害に遭ってしまう可能性があるためです。
(※ 募金詐欺とは、ボランティア活動などを行っていると偽り、寄付金を騙し取る行為のこと)
基本的に、ほとんどの団体は貰った寄付金を本来の事業に使っています。
ただ、全ての団体が寄付金を正しく使っているとは言い切れません。
実際に、過去には寄付金の横領といった罪を犯した団体もあったため、信頼できる支援先を見つけるのは非常に重要です。
そこで、寄付先の信頼性を判断する際は、以下3つの項目をチェックするようにしてください。
- 財務情報は公開されているか
- 活動報告は定期的に行われているか
- スタッフの顔が見えるか
多くの団体は、ホームページにて「決算書」や「収支報告書」といった財務情報を公開しています。
反対に、財務情報が不透明な団体は信頼性が低いと言えるので、寄付先には選ばない方が良いかもしれません。
また、活動報告が定期的に行われているかどうかという点も、信頼できる寄付先の選び方として大切です。
信頼性の高い団体は、定期的に活動報告を行っていることがほとんど。
貰った寄付金を使い、どのような活動を行っているのか、現場の写真とともに報告している団体もあります。
こういった団体は、寄付金の使い道がクリアだったり、支援者のことを大事にしていたりする傾向があるので、信頼性が高いと言えます。
そして、信頼できる寄付先は、スタッフの顔をホームページなどに掲載していることが多いです。
顔写真をネット上に公開しているということは、不祥事を起こさない自信があるということ。
なので、スタッフの顔写真や実名を公開している団体であれば、安心して寄付を行えることでしょう。