2024年以降は日本で大流行間違いなし!?バスケットボールの魅力と楽しみ方

2024年のオリンピックが終わりました。阿部兄妹の2大会連続金メダルが期待された柔道、大会前に引退を表明していた古賀選手の最後のプレーに注目が集まったバレーボール、白血病から奇跡の復活を果たした池江選手が活躍した競泳など、数多くのドラマがありました。その中でも今回特に将来へ希望が持てるのはバスケットボールだったと感じています。

バスケットボールは本当に流行していくのか?

バスケットボールは日本ではまだややマイナースポーツです。Bリーグができたので昔よりは盛り上がっていますが、それでも野球やサッカーに比べるとメディアの扱いは小さいと言えます。バスケに興味がない人からすれば、バスケは今後流行していくと言われても、「本当?」と疑問に思ってしまうでしょう。

しかし、日本はもちろん世界的にもバスケットボールの人気が上昇傾向にあるのは事実です。その根拠の一つとしてはパリオリンピックの観客動員数が挙げられます。パリオリンピックでは動員数は107万8319人を記録しており、これはオリンピック史上最多とのことです。

世界で人気が高まっている理由は?

バスケ人気が高まっている理由としては、世界が米国一強ではなくなってきたというのが一番の理由でしょう。バスケを知らない人でもマイケル・ジョーダンは知っていると思いますが、ジョーダンが活躍した時代は本当に米国が他を圧倒する時代でした。

バルセロナ五輪でジョーダン率いる米国代表はドリームチームと呼ばれ、すべての試合で30点以上の点差を付けて快勝しています。スーパースターの圧倒的なパフォーマンスを見ることはできますが、素人でも勝敗は予想できるほど実力差がありました。

しかし、現代はそうではありません。近年は米国が国際大会で他の国に負けることもあり、勝負そのものが楽しめます。パリオリンピックの決勝は米国がフランスに勝ったものの98-87の接戦で、第4クォーターの最後の方まで勝敗が読めない接戦が続いていました。

NBAでもギリシャのヤニス・アデトクンボ、スロベニアのドンチッチ、セルビアのヨキッチなど米国以外の選手が毎年MVP候補に挙がるようになりました。世界が米国の強さに追いつきつつあり、今後の国際大会ではどの国が優勝するのか全く読めません。スポーツ ブック メーカーでの勝敗予想も難しくなります。この状況がバスケをより興味深くしています。

では日本のバスケは?

日本のバスケの未来もパリオリンピックの結果を見る限り非常に明るいでしょう。八村塁選手はレイカーズで活躍していることもあり、すでに世界トップクラスのプレイヤーです。また、若手の有望株として河村勇輝選手もいます。グリズリーズとエキシビット10契約に合意しており、NBAへの挑戦が決まっています。今後、NBAなどで活躍する日本人選手も少しずつ増えていくことに期待しましょう。

まとめ

今後バスケットボールは日本でも人気スポーツの仲間入りを果たすでしょう。いや、定義次第ですが、すでに果たしていると言ってもいいのかもしれません。新しくスポーツの趣味を増やしたいと考えている人がいれば、バスケットボールは本当にオススメです。ぜひNBAや日本代表戦を観戦してみましょう。