残念なことに近年、飼育しているペットが原因で周りに迷惑を掛けてしまっていると気づかないケースが多発しています。
その結果、多頭飼育崩壊などの問題へとつながり、動物愛護ボランティアでも介入しがたい社会問題へと拡がっているのが現状です。
中でも、特に大きな社会問題として挙げられるのが「高齢者による多頭飼育崩壊」。
多頭飼育に限らず、飼い主の入院・入所・死去により、行き場をなくしてしまった飼い犬や飼い猫が増加傾向にあることに胸を痛めています。
もちろん、この問題はすぐに解決できるものではありません。
それどころか、高齢者の増加によりペットの飼育困難問題が全国的に急増してくると予想できます。
この現状を解決できるのは「早期予防・発見」。
日本アニマルケースワーカー協会が行う活動を全国へ広めることで1匹でも多くの緊急保護案件が減るはずです。