以下にて、寄付とふるさと納税の意味や特徴をまとめています。

まず、寄付とふるさと納税では、返礼品の有無に違いがあります。
上述した通り、寄付と呼べる条件は反対給付がないこと。
そのため、基本的に寄付を行ったからと言って、返礼品が貰えることはありません。
一方、ふるさと納税の場合は返礼品があります。
本来、寄付には反対給付が伴わないことを考えると、ふるさと納税は非常にお得です。
また、控除の対象が異なるところも、寄付とふるさと納税の違いとして挙げられます。
寄付によって受けられる控除は、寄付金控除・税額控除のどちらか。
双方とも、一定額の所得税が安くなるという控除制度です。
しかし、ふるさと納税では所得税だけでなく、住民税の控除も適用されます。
寄付とは違い、2種類の控除を受けられる点は、ふるさと納税を利用する大きなメリットです。
そして、寄付とふるさと納税で支援先の選択肢が異なる点も、双方の違いの1つ。
寄付の対象は数種類もあるのに対し、ふるさと納税の対象は地方自治体の1種類だけです。
なので、様々な選択肢の中から、あなたが本当に援助したいと思える団体を見つけたいのなら、寄付を検討する方が良いでしょう。