寄付の証明書について

画像: 寄付の証明書について

寄付による税金の控除を受けるためには、給与所得者であっても確定申告を行わなければいけません。
この確定申告の際に必要なのが「寄付金受領証明書」です。

寄付金受領証明書とは、あなたが特定の団体に対して支援を行ったことを証明する大切な書類。
コンビニやスーパーなどで買い物をした際に受け取る領収書と同じような役割を持っています。

基本的に、この証明書が送られてくるのは、寄付が完了してから平均して2か月後です。
寄付のタイミングによっては、証明書の受け取りが確定申告に間に合わない可能性もあるので覚えておきましょう。

仮に、寄付金受領証明書を紛失してしまうと、確定申告の際に提出できない可能性が高いです。
これは、寄付先によって再発行を認めていないケースがあることに加え、非常に時間が掛かってしまうため。
なので、寄付金受領証明書を受け取ったら、紛失しないよう大切に保管しておくことをおすすめします。

今回は、そんな寄付の証明書について、この書類の重要性や発送のタイミングを詳しく解説。
また、寄付金受領証明書の再発行手続きや、確定申告時に必要な書類についても紹介します。

寄付金受領証明書について詳しくなり、税金の控除を受けるために必要な確定申告をスムーズに行えるようにしましょう!

寄付金受領証明書とは?

画像: 寄付金受領証明書について

寄付金受領証明書とは、あなたが寄付したことを証明する書類のことです。
支援先の団体が発行するもので、「あなたからの寄付を確かに受け取りました」といった証明の意味を持ちます。

この寄付金受領証明書は、個人の場合「寄付金控除」or「税額控除」。
法人の場合は、「損金算入」といった税制の優遇処置を受けるために必要不可欠です。

当然ながら、ただ寄付を行っただけでは、これらの控除を受けられません。
個人・法人に関わらず、寄付による税制の優遇処置を受けるためには確定申告が必須。
この確定申告の際に申告書に添付する、もしくは直接提出しなければいけないのが寄付金受領証明書という訳です。

ちなみに、寄付金受領証明書には、決まったフォーマットがありません。
支援先の団体によって、寄付金受領証明書の色やレイアウトは異なるので覚えておきましょう。

発送のタイミングは平均して2ヶ月後

画像: 発送のタイミングについて

税金の控除を受けるために不可欠な寄付金受領証明書。
この寄付金受領証明書が発送されるのは、寄付が完了してから平均して2か月後です。

もちろん、支援先の団体によって、寄付金受領証明書が発送されるタイミングは異なります。
早いところだと約1~2週間。
遅いところだと2ヵ月以上もの期間が掛かるかもしれないので、しっかりと寄付先に確認しておくようにしてください。

仮に、寄付を行ったのが12月末だとすると、確定申告までに寄付金受領証明書が届かない可能性があります。
一般的に、確定申告の時期は2月1日から3月15日まで。
寄付金受領証明書が発送されるタイミングによっては、確定申告に間に合わないかもしれないので覚えておきましょう。

とはいえ、寄付金受領証明書の受け取りが確定申告に間に合わなかったとしても、「寄付を行った翌年1月1日から5年間」は税金控除の申請を行えます。
なので、寄付金受領証明書がなかなか届かない場合でも、慌てる必要はありません。

確定申告の際に必要な書類

画像: 確定申告時に必要な書類について

確定申告の際に必要な書類は、当然ながら寄付金受領証明書だけではありません。
寄付金受領証明書以外にも、税金の控除を受けるための確定申告では、以下の書類が必要となります。

  • 源泉徴収票
  • マイナンバー
  • 本人確認書類

マイナンバーとして使える書類は、「マイナンバーカード」・「通知カード」・「マイナンバーが記載された住民票」のいずれか1点。
本人確認書類に関しては、「運転免許証」・「公的医療保険の被保険者証」・「パスポート」などから1点選び、コピーしたものを申告書に添付してください。
もしくは、確定申告書を提出する際に提示する形でも問題ありません。

また、上記3種類の書類の他に印鑑も必要になります。
それだけでなく、税金の控除によって還付されるお金を受け取る口座情報(口座番号)も必要なので、事前に準備しておくようにしましょう。

参考:申告書に添付・提示する書類 | 国税庁

再発行はできる?

画像: 再発行について

きっと、支援先から受け取った寄付金受領証明書を紛失してしまい、焦っている方もいるのではないでしょうか?

そんな方にお伝えしたいのが、多くの団体は寄付金受領証明書の再発行に応じているということ。
なので、まずは落ち着き、寄付金受領証明書の再発行が行えるのか、支援先の団体に確認してみてください。

ただ、団体によっては、寄付金受領証明書の再発行を行っていないこともあります。
もちろん、寄付金受領証明書がなければ、税金の控除は受けられません。

仮に、寄付金受領証明書の再発行に応じている団体だったとしても、再発行には時間が掛かるケースがほとんどです。
場合によっては、確定申告に間に合わないといったこともあるでしょう。

このように、寄付金受領証明書の紛失によって生じるトラブルは様々。
再発行の手間を掛けないためにも、受け取った寄付金受領証明書は大切に保管しておくようにしましょう。